将棋の第19回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦、藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)対菅井竜也八段(33)戦が18日、名古屋市「ポートメッセなごや」で行われ、藤井が菅井を下し、ベスト8に進出した。26年初の地元での公開対局を制し、3年ぶり5度目の優勝へ好発進した。同日午後2時から準決勝進出を懸けて同所で斎藤慎太郎八段(32)と対戦する。

先手の菅井は得意戦法の1つであるゴキゲン中飛車から穴熊に玉を囲った。藤井は菅井の積極的な攻めにリードを広げられた。両者が1分将棋に突入すると、形勢は二転三転し、最後は藤井が鮮やかに逆転勝ちした。

終局後、藤井は「非常に難しい将棋だった。最後の最後に形勢が好転した」と薄氷の勝利を振り返った。

同じ時間に同所の斎藤八段対佐々木勇気八段の1回戦では斎藤が勝ち上がった。

藤井は斎藤戦に「集中力を高めて臨みたい」と意気込んだ。