4連覇を目指す藤井聡太棋王(23)が前期に続いて増田康宏八段(28)の挑戦を受ける、将棋の第51期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第1局が8日、松山市「道後温泉ふなや」で行われる。開幕前日の7日、両対局者は現地入り。対局場を検分し、同市内のホテルでの前夜祭に参加した。

藤井は当地初見参。前期はタイトル戦初登場の増田に3連勝した。過去の対戦成績は10勝1敗だ。この時期は、4年連続で王将戦とのかけ持ちとなる。直近3、4日の2日制で行われた王将戦7番勝負第3局(東京都立川市)では、挑戦者の永瀬拓矢九段の鮮やかな指し回しの前に完敗した。どれだけ立て直すことができているかが注目される。

対する増田は2年連続の登場となる。今期の挑戦者決定トーナメントは3回戦から登場。高見泰地七段を下すと、準々決勝で新鋭の吉池隆真四段、準決勝で糸谷哲郎八段、決勝で斎藤明日斗六段を撃破し、勝ち組の挑戦者決定戦進出者となった。準決勝進出者4人は2敗失格という独自ルールで敗者復活戦から上がってきた斎藤に再度勝ち、挑戦権を得た。昨年7月にはかねて交際していた女性と結婚。公私ともに充実させて、2年連続での大舞台へと臨む。

対局は先手後手を決める振り駒を行い、8日午前9時から始まる。