中道改革連合の野田佳彦共同代表は9日、党本部で記者会見を行い、8日投開票の衆院選で大惨敗を喫したことをめぐり、自身のトップとしての「器」についてどう考えるか問われ、「みなさんのご判断です」とした上で「結果を出せないということは、器がダメだ、ということしか言いようがない」と述べ、自ら自分自身に「ダメだし」した。

立憲民主党と公明党と合流する形で発足した中道だが、各ブロックで比例代表名簿の上位に登載され、28人全員が当選した公明党と対照的に、立民出身の候補者は小選挙区で敗れた上に、比例名簿登載が公明出身候補より下位だったため、比例復活もかなわずに落選するケースが相次いだ。

野田氏は、旧民主党政権の首相として2012年衆院選で解散総選挙に持ち込み、安倍晋三氏が率いていた自民党に惨敗し、政権を失った過去がある。記者に「2012年でも同志を失っており、2度もかなり多くの仲間を、ご自身の判断で失ったことになる。リーダーとしての判断力をどう考えているか」と問われた野田氏は、「今回の動きを含め、一任を受けながら進めてきたことがたくさんある。すべて私の政治判断によるものですが、これだけ多くの人たちが当選できなかった。大事な人ばかりだった。その意味では、万死に値する。責任を痛感しているということです」と述べた。

「結果が出せないことは、(トップとして)大きな責任だと思うとしか言えない」とも口にした。

別の質問では、来週召集される特別国会での首相指名選挙を念頭に「首班指名で、野田佳彦と書いてほしいとは(所属議員に)お願いできない」と述べ、近く辞任する考えをあらためて示唆した。