こんにちは。今週私はアメリカからいったん香港に移動して、香港チャンピオンズデーに参戦する安田隆行厩舎のサポートをさせていただきます。
実はアメリカを出国する前に、とても興味深い馬に会ってきました。その馬は、アメリカ競馬を代表する種牡馬の1頭タピットです。日本でもなじみの種牡馬ですが、アメリカでは2014年から2016年のリーディングサイアーになり、最近ではフライトラインを輩出するなど、22歳になった今でも全く価値が下がらないスーパー種牡馬です。一方で、いまだにケンタッキーダービー馬を出していないという話を聞き、驚きしかありませんでした。ベルモントステークス勝ち馬は最多であるように、クラシック戦線に有力馬をたくさん出しているにもかかわらず、なぜケンタッキーダービーだけ勝てていないのか不思議です。今年のケンタッキーダービーにも何頭もタピット産駒が出走しますが、今年こそはこのジンクスが破られるのか、どのような結果になるのか楽しみです。
香港に移動した安田隆行厩舎のダノンザキッドとアグリについても、お話しさせていただきます。ダノンザキッドの鞍上は私のコラムでなじみのホー騎手が手綱を取ります。去年の夏に初来日した際は同厩舎の所属でJRA短期免許を取得し、また日本での初勝利もさせていただいた特別な厩舎での参戦なので、とても感慨深い気持ちです。
安田先生は香港で有名な日本人調教師の1人ですが、来年2月で定年のためチャンピオンズデーの参戦は今年が最後です。今回の騎乗依頼はホー騎手にとっては最初で最後のチャンス。何とか素晴らしい結果が出て欲しいです。そして、彼の最高のパートナーであるゴールデンシックスティの走りにも期待しています。2021年にホー騎手が日本のラヴズオンリーユーでクイーンエリザベス2世Cを制した時も、その前のレースでゴールデンシックスティが素晴らしい流れの中の勝利だったので、今年もぜひそうなって欲しいです。来週のコラムでも、香港とケンタッキーダービーのお話をさせていただきます。お楽しみに!
(レースホースコーディネーター)



