2歳G1、そして、クラシックへ-。連載「POG2025厩舎別注目2歳馬」第2回は美浦の国枝栄厩舎と、栗東の上村洋行厩舎を取り上げる。
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来年定年による引退を迎える名伯楽、国枝栄調教師は調教師生活最後となる2歳馬を迎え入れる。師のもとでクラシック出走はかなわないが、大舞台に羽ばたける好素材が入厩予定だ。師が手掛けた歴史的名牝を母に持つアーモンドアイの23(牡、父モーリス、馬名予定プロメサアルムンド)は筋肉質の好馬体が目に付く。師は「アロンズロッド(半兄)より馬はしっかりしている。500キロ以上あるけど調教を進めてもいい感じ。マイルから2000メートルくらいまで持ちそう。順調です。5月くらいに入厩して、夏競馬くらいかなと思う」。
フォエヴァーダーリングの23(牝、父エピファネイア、馬名ダーリングハースト)は半兄に現役最強ダートホースのフォーエバーヤング、半姉にデビューから2連勝でアルテミスSを制したブラウンラチェットがいる。既に3月末入厩し、ゲート試験に合格した。「いい馬です。この時期としても点数が高い。気性もずいぶん大人びてきた。乗り手の感触もいいし能力はあると思う。順調なら6月末のデビューが視野に入ると思う」。
フロンテアクイーンの23(牝、父コントレイル、馬名予定フロンテアムーン)は、母も国枝師が手掛け中山牝馬Sを制した。「少し小ぶりだけど、乗るとそれを感じさせないみたい。一生懸命走る。成長を待っているのもあるが早めに使えれば使っていっても」。
オープン入りしたビューティフルデイを姉に持つマルケサの23(牝、父コントレイル、馬名予定プリティウーマン)について「430キロくらい。成長の余地はあるが十分動けそう」と評価する。【井上力心】


