先週末、府中で久々に卓を囲みました。東京競馬場へ向かう競馬ファンに背を向け、馴染みの雀荘Tに集まったメンツは、無類の公営競技オタクで格闘系スポーツの猛者ばかり。ボートレース雑誌の元編集長YK氏(60代)は空手師範でボクシングにも精通。音楽プロデューサーのT氏(60代)は大の競馬通でフルコンタクト空手の猛者。オートレースの自称プロ車券師A(30代)は元高校ラグビー日本代表(プロップ)といった具合だ。

面白いのは、彼らの競技スタイルが麻雀の打ち筋にも如実に表れること。間合い重視のYK氏は、相手に攻める隙を与えず打撃を加える先手必勝型。空手家T氏は鉄壁ガードで流れを呼び込み、訪れたチャンスに一気に攻め込む一撃必殺型。またスクラムの最前線で体を張ったラガーマンAは、ただひたすら前に出る超攻撃型。そんな武闘派が相まみえた激闘は12時間に及び、先手必勝で場を支配したYK氏が圧勝。ほぼノーガードで攻め続けた若手のAと筆者は再起不能の惨敗でした。

それはさておき、麻雀でも舟券でもまず隙のないYK氏は、ギャンブル仲間内でも屈指のワールドワイド派。日本の公営競技はもちろん、韓国競艇&競輪、世界各地のカジノ、ドッグレースなど世界中のギャンブルスポットを駆け巡り、勝負勘を磨き続けている。そんなYK氏が執筆(共著)した「死ぬまでにやっておくべき ビジネス・ファーストクラスで行く! 世界一周航空券の旅」(雷鳥社)が今週、刊行された。80万円でビジネスクラスに16回も搭乗できる世界一周航空券を利用した世界旅行の実録日記。まさに目から鱗(うろこ)の内容でした。16回の馬券勝負で80万も負けている場合じゃありませんよ、そこのあなた(笑い)。

4月29日、調教を終えて馬場を出るチェルヴィニア
4月29日、調教を終えて馬場を出るチェルヴィニア

今週のヴィクトリアマイルはチェルヴィニアで勝負。歴戦の牡馬と激戦を演じてきた同馬にとって秋華賞以来の牝馬限定戦は負けられない舞台。同馬のおいしい単勝をたらふくいただき、ファーストクラス(国内線)、またはグリーン車・グランクラス(新幹線)で旅打ちにレッツ・ゴー! 破産→夜行バスで退散という、いつものパターンは避けたいものです。