<1>グリューネグリーン(阪神11R京都2歳S・15時40分発走)

グリューネグリーン(右)(2022年11月23日撮影)
グリューネグリーン(右)(2022年11月23日撮影)

過去5年のレース傾向を分析すると前走1800メートル組が【4・3・2・8】、勝率23・5%、連対率41・2%、複勝率52・9%と高い数字。ここ4年連続で勝利している。キャリアでは2戦の馬が【3・4・1・12】。勝率15%、連対率35%、複勝率40%と優秀だ。この2つに該当する馬が複数いる中で、一番買いたいのはグリューネグリーン。前走は大逃げの展開を2番手から抜け出して勝利。Hペースだったとはいえ、1分46秒4の走破時計は4回東京の2歳戦では最速だった。初の長距離輸送をクリアできれば好勝負になっていい。


<2>ララクリスティーヌ(東京11RキャピタルS・15時25分発走)

スワンS2着に敗れ悔しさをにじませて引き揚げるララクリスティーヌの鞍上の菅原明騎手
スワンS2着に敗れ悔しさをにじませて引き揚げるララクリスティーヌの鞍上の菅原明騎手

過去3年で4歳馬は【2・2・2・11】。毎年、馬券圏内に2頭が入っている。また、今年の東京芝1600メートルで菅原明騎手は【3・4・5・27】。その中にはNHKマイルCでの18番人気カワキタレブリーの3着激走もあり、穴馬の実績があるのは頼もしい。4歳馬のララクリスティーヌは前走が牡馬相手の重賞で2着と着実に力をつけている。マイル戦は昨年10月以来だが、その時は勝利しており、マイナスにはならない。


<3>プラーヴィ(東京9RカトレアS・14時15分発走)

10月1日、新馬戦を快勝したプラーヴィ
10月1日、新馬戦を快勝したプラーヴィ

戸崎騎手は今年の東京ダート1600メートルで【13・7・8・37】、勝率20%、連対率30・8%、複勝率43・1%。この舞台で行われるカトレアS(カトレア賞含む)では過去5年で2勝を挙げている。また、杉山晴師は今年の東京ダート1600メートルで複勝率41・7%のハイアベレージだ。戸崎騎手が乗る、杉山晴厩舎のプラーヴィは前走の新馬戦を上がり最速で快勝。初の東京コースも合いそうだ。

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。