<1>レプンカムイ(中京11R鈴鹿S・15時25分発走)

厩舎、ジョッキー、種牡馬と3拍子そろった同馬が再度、好走する。

昨年以降の中京ダート1900メートルを見ると、管理する橋口厩舎は【1・7・5・9】で連対率36・4%、複勝率59・1%の高率をマーク。

前走から連続騎乗になる酒井騎手も【2・2・1・7】で連対率33・3%、複勝率41・7%と優秀。

さらに、父キズナの産駒も【3・5・5・15】で連対率28・6%、複勝率46・4%と文句なしだ。

昨年のこのレースでは1番人気で11着に敗れたが、先行策から雪辱を果たす。


<2>ミトノオー(中山10R伏竜S・15時10分発走)

1月7日黒竹賞を制したミトノオー
1月7日黒竹賞を制したミトノオー

過去5年の勝ち馬5頭の馬体重を見ると、4頭が500キロ以上で大型馬が有利となっている。また、同じく勝ち馬5頭のうち3頭は前走で1着だった。

レース間隔では、中8週以内が勝率8・7%に対して、中9週以上の馬が勝率23・1%と間隔が空いた馬の方が優勢だ。

ミトノオーは前走・黒竹賞1着から中10週。その前走では距離を1800メートルに戻して同距離2戦2勝とした。前走の馬体重は498キロだが、デビューから一戦ごとに増加傾向にあり、500キロを超えて出走すれば勝機は高まる。


<3>マイヨアポア(中山9R春風S・14時35分発走)

2022年1月15日、中山7R4歳上牝馬1勝クラスを制したマイヨアポア
2022年1月15日、中山7R4歳上牝馬1勝クラスを制したマイヨアポア

過去5年の1着馬が15、10、4、6、7番人気と波乱傾向が強いレース。前走2桁着順からの勝利も3回あり、前走で大敗していても気にしなくていい。

また、前走から距離を短縮した馬が【3・1・1・12】で勝率17・6%、連対率23・5%、複勝率29・4%の好成績。前走と同距離だった組をすべてで上回る。

今年の距離短縮組は3頭。その中から馬番(14)番のマイヨアポアを推す。中山ダートでは【1・2・1・0】と安定しており、3勝クラスに昇級してから初の中山で大きな変わり身がないか。

ちなみに、昨年以降の中山ダート1200メートルで馬番(14)は馬番別3位タイの15勝。勝率9・2%は2位タイと好成績だ。


【先週土曜の結果】

<1>ペースセッティング 中京11RファルコンS11着

<2>ドナウパール 中山11RフラワーC12着

<3>クリノオウジャ 中山8RペガサスJS6着

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。