今回の「コンピ×騎手ここだけの話」は


・昨年のモレイラ騎手ってどうだった?

・コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・無料公開レース(土曜阪神11R)予想


この3点についてお話ししたいと思います。



●昨年のモレイラ騎手ってどうだった?

今週からモレイラ騎手が日本でふたたび短期免許を取得して騎乗しますね。期間は6/5(水)まで。中央競馬では安田記念、地方競馬では東京ダービーまでとなります。

そして今回は、このタイミングでルメール騎手の落馬負傷が重なりました。どれだけ有力馬を確保していくのでしょうか。今からワクワクしています。

そんなモレイラ騎手ですが、もちろん得意不得意もちゃんとあるんです。昨年の結果から、まずはわかりやすいところをみていきましょう。中央場所では…


買い:東京・中山

相手まで:京都:阪神


まずこれを覚えて今週は挑みましょう。

東京は勝率31.6%、中山が46.2%に対して、京都は23.3%、阪神は9.1%しかありません。

東京以外は騎乗数も多くないので若干のブレはあるかもしれませんが、騎乗馬の質はそこまで変わらないことから、現時点では関西圏での騎乗は一枚劣る。そんな傾向となっています。


コンピ×騎手の判定も見ていきましょう。

「★SS軸」勝率27.8%

「★S軸」勝率55.6%

「A相手」「B相手」勝率0.0%

無判定:26.1%


この数字から読み取れることとしては、狙いは断然「★S軸」ですね。各コースの騎乗数が少ないため、突発的に「★SS軸」になりますが、やがて成績が収束していくと、「A相手」以下では結果が出ません。得意コースでは好騎乗を連発するものの、そうではないコースだとストンと成績を落とすようです。モレイラ騎手を狙うなら「★SS軸」よりも「★S軸」といえるでしょう。


これだけでしばらくモレイラ騎手の取捨は楽になりましたね。



●コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・中山

土曜のメインはニュージーランドTです。この騎乗で武豊騎手、M.デムーロ騎手、浜中騎手、地方から森騎手が遠征となりました。

一番馬が集まったのは横山武騎手でしょう。次点が武豊騎手ですね。3番手を挙げるなら横山和騎手でしょうか。土曜の中山はもともとルメール騎手が不在の予定だったので、とくに異変は見当たりませんでした。


注目騎手:横山武騎手、武豊騎手、横山和騎手


・阪神

阪神メインは阪神牝馬Sです。津村騎手、戸崎騎手と、地方から御神本騎手が遠征となりました。モレイラ騎手は土日ともに阪神で騎乗です。

ルメール騎手が不在となりましたが、モレイラ騎手にムルザバエフ騎手、川田騎手に坂井騎手、戸崎騎手と上位勢が揃います。

もっとも有力馬を集めたのは川田騎手でしょう。次点がモレイラ騎手、3番手はムルザバエフ騎手と岩田望騎手が並ぶ印象です。レース条件によって各騎手のエージェントにも馬集めの得意不得意が出てくるもの。コンピ×騎手の判定を見ながら臨機応変に対応していきましょう。


注目騎手:川田騎手、モレイラ騎手、ムルザバエフ騎手、岩田望騎手



・福島

福島はローカル開催になります。夏のブレイクに向けて、若手騎手はここらで目立っておきたいところ。そんなネクスト騎手を見つけたいですね。

初日からしっかり馬を集めてきたのは永島騎手でしょう。どのレースも馬券に絡みそうないい馬が集まりました。次点は団野騎手、丸山騎手、菱田騎手、丹内騎手。ここまででしょう。


注目騎手:永島騎手、団野騎手、丸山騎手、菱田騎手、丹内騎手 



●無料公開レース(土曜阪神11R)予想  

 
 

【★S軸2頭のダブル激走に期待!】

最上位判定は2頭の「★S軸」ウンブライルとモズゴールドバレルだ。モレイラ騎手を確保したマスクトディーヴァは確かに強力だが、実績は川田騎手、藤岡佑騎手が上回る。頭数が少ないことから、買い目を広げてもトリガミ濃厚。ならば2頭揃っての激走に賭けてみたい。


推奨買い目

単勝(9)(10)

馬連・ワイド(9)-(10)各1点