今日7日、門別のノースクイーンC(H2、1800メートル)に南関東から3頭が遠征。川崎のコーラルツッキー(牝5、山崎裕)は昨年に続く連覇を狙う。

昨年は輸送を心配していた山崎裕師。案の定、発表された馬体重は11キロ減。だが濃霧によりレースが5日後に順延された。そのまま現地に滞在。馬体重は6キロ戻り、結果的に前走比5キロ減で出走できた。「去年は順延がいい方に向いたのかも」と師。エーデルワイス賞以来の重賞制覇は川崎移籍後の初勝利となった。今年も輸送は課題になりそうだが、「去年とは使った距離が違うけど、休み明けを2戦して、去年と同じ流れでいけるのはいいですね。去年も直前は大敗。だいぶ仕上がっていて、動きも悪くないので、あとは気持ちが乗ってくれれば」。再度の遠征で復活に期待だ。

川崎からはシャイニングアカリ(牝6、佐々木仁)も参戦。佐々木仁師は「長距離遠征が初めてだから、それだけ。場所で物見したりとかはない。うまく逃げられればノーチャンスではないと思う」。大井のサルサレイア(牝6、堀)は堀師が「ペースが遅くならないでくれれば」。折り合いが鍵だと話す。【牛山基康】