22日に浦和1400メートルで争われた2歳の新馬戦。圧勝したグルーヴィン(牡、小久保、父ヘンリーバローズ)が出した勝ちタイムに目を奪われた。やや重にしても速い1分27秒7。大差の2着に敗れたレイナバローズ(牝、繁田、父ヘンリーバローズ)の1分29秒7も新馬戦なら普通は勝ち負けになりそうな時計。この日はメインのB2特別が1分28秒1で、結果的に勝ちタイムは1番時計となった。

見越騎手は「楽でした。向正面でペースが違うなと思って行かせました。すごく乗りやすい。まだ細いから、しっかりすればもっと走ると思います」。道中は3番手。800メートルを過ぎたあたりで前に出た。直線は最後の100メートルでピッチが上がり、これには小久保師も「ゴール前は脚が8本ぐらいになったような感じに見えた(笑い)」と回転の速さを漫画のように表現。418キロの小兵がはじけた。

「まだ(騒ぐのは)早いんじゃないかな?」と慎重な師だが、浦和1400メートルの新馬戦で初めて1分28秒を切り「化け物は化け物だと思う」と高評価。「もう1回、浦和を使ってみて、そこでパフォーマンスを出せれば」。次走が試金石になりそうだ。【牛山基康】