4番人気ノースブリッジ(牡4、奥村武)が重賞初制覇を決めた。勝ち時計は1分46秒7。

スタートを決めると逃げ宣言をしていたトーラスジェミニを行かせて道中は3番手を追走。直線半ばまで持ったままで先頭に立つと、長く脚を使い、外から脚を伸ばすガロアクリークを首差退けた。

鞍上の岩田康騎手は「スタートした後は抑えていきましたけど、向正面や3、4コーナーで何とか我慢してくれました。直線の真ん中まで馬なりでいって、ぐっといく時に上の遊ぶ癖があってふらふらしてゴール前で他馬を邪魔してしまいましたが、まだ奥が深い馬だなと思いました」と振り返った。1週前追い切りに騎乗した際は「ちょっと様子がおかしい、調子がどうのなかなと思いましたが、この1週間で厩舎の力を見せていただきました」と陣営に感謝した。

4度目の挑戦で待望の重賞タイトルを獲得し「これからの馬だと思いますし、もっと上を目指せると思います。この長い直線を歯を食いしばって頑張ってくれたので、堂々と次の路線に進めると思います」と期待を込めた。

2着に8番人気ガロアクリーク、3着は2番人気ダーリントンホールが入った。

馬連(6)(8)8010円、馬単(6)(8)1万3430円、3連複(5)(6)(8)7260円、3連単(6)(8)(5)5万5860円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)