先週は注目馬が愛知杯で3着、京成杯で1着、日経新春杯で2、3着と好走しました。

◆アメリカJCC コンピ分析からの注目馬◆

ポイント2から (9)エヒト、(7)スタッドリー、(1)レインカルナティオ

ポイント3から (6)ユーバーレーベン、(4)ノースブリッジ、(13)アリストテレス

以上6頭


1月22日、中山競馬場ではAJCC(G2、芝2200メートル)が行われる。


コンピ分析【AJCC】

★ポイント(1)指数1位は劣勢

過去5年、指数1位は1着1回、2着1回と勢いなし。

(左から年、1位の指数=成績)

18年 90=2着

19年 82=着外

20年 77=着外

21年 86=1着

22年 86=着外


過去10年では…。

13年 83=着外

14年 77=着外

15年 88=着外

16年 77=1着

17年 82=着外


⇒過去10年、指数1位【2・1・0・7】連対率、複勝率とも30%と信頼できず。過去20年でも【6・1・0・13】連対率、複勝率とも35%と買う気が失せる数字。


ちなみに過去20年、1位をざっくり「90」「80台後半」「80台前半」「70台後半」「70台前半」に分けた成績は…

指数90【1・1・0・1】

80台後半(89~85)【4・0・0・4】

80台前半(84~80)【0・0・0・5】

70台後半(79~75)【1・0・0・2】

70台前半(74~70)【0・0・0・1】


⇒指数最高の90でも3回に1回は着外と絶対視は禁物。89~85でもピンかパーの丁半ばくち。2着は90で1回のみ。3着はなかったので、1位を買うなら1着付けのみに絞りたい。


★ポイント(2)今年も絶対買いたい50台!

指数50台の馬が毎年出現している。

(上段:年 下段:馬券になった50台の馬=着順)

18年

51=3着


19年

54=1着、53=3着


20年

57=3着、56=2着


21年

57=2着、56=3着


22年

53=3着


過去10年でも…。

13年

56=2着


14年

59=3着


15年

57=1着、53=2着


16年

54=2着、53=3着


17年

56=1着


⇒最低でも1頭は馬券に絡んでいる指数50台。96年以降、50台が馬券にならなかったのは99年と01年の2年だけ。02年以降では、指数50台の馬が21年連続で馬券になっている。今年も50台は絶対買いたい。


★ポイント(3)ただいま連動中!

AJCCと前年のオークスのコンピ順位が連動中。

(上段:年、オークスの1→2→3着の指数順位 下段:翌年、AJCCの1→2→3着の指数順位 「」の順位が連動)

17年 オ 「1位」→6位→2位

18年 A 3位→「1位」→7位


18年 オ 1位→4位→「2位」

19年 A 5位→「2位」→6位


19年 オ 「2位」→16位→1位

20年 A 「2位」→5位→4位


20年 オ 「1位」→「6位」→14位

21年 A 「1位」→5位→「6位」


21年 オ 2位→「3位」→18位

22年 A 「3位」→12位→6位


22年 オ 3位→10位→4位

23年 A ?


⇒昨年のオークスはスターズオンアースが勝って2冠達成。その指数は3位でした。今となってはなんで3位なの? と思ってしまいますよね。ということで、今年は指数「3位」「4位」「10位」が候補です。ちなみに08年オークスと09年AJCCから14回連続で連動中。


★ポイント(4)コンピのミニオカルト 1位と2位が同時に飛んだ翌年は…

96年以降、AJCCの指数1、2位が同時に馬券圏外だった翌年は、1位か5位が連対している。

指数1、2位が同時に馬券から飛んだ翌年(左から年、1→2着の指数順位 カッコが事象)

03年 「1位」→「5位」

09年 「5位」→2位

11年 「1位」→「5位」

16年 「1位」→6位

23年 ?


⇒昨年は1位オーソクレース=6着、2位ポタジェ=5着と1、2位が馬券圏外へ。ミニオカルト通りになれば、今年も1位か5位、または両方が連対するはず。


※極ウマ・プレミアムで「過去の重賞コンピ」が確認できる96年以降では、96年、02年は東京で開催。それ以外は中山芝2200メートル。


※AJCCのコンピ注目馬は20日に公開予定です。


【コンピ分析・細井厚志】