14日に引退、種牡馬入りが発表されたエフフォーリア(牡5、鹿戸)に、主戦の横山武史騎手(24)が感謝のメッセージを寄せた。

まずはエフフォーリアに対し、ありがとう、お疲れさまでしたという気持ちです。そして、全11戦で手綱を任せてくださったオーナーや鹿戸先生をはじめ、関係者の方々には深く感謝を申し上げます。エフはいつも頑張っていました。『またエフと勝ちたい』という思いで毎レース騎乗していましたが、京都記念の後、それ以上に無事にキャリアを終えて欲しいという気持ちも強くなりました。エフにはうれしいことも悔しいことも含め、貴重な経験をさせていただきました。初めてまたがった時の感触は忘れられません。皐月賞のあの感動、ダービーで味わった悔しさは今も忘れられません。エフフォーリアとともに過ごした日々は一生忘れられません。多くの良い馬に乗せていただいていますが、間違いなく今の僕をつくってくれた1頭です。エフは大人な面もあれば、子どもっぽいところもあり、本当にかわいかったです。走ればいつも一生懸命頑張ってくれますし、こんな素晴らしい馬に出会えて、僕は本当に幸せ者です。引退はとても残念に思いますが、今後エフが幸せな馬生を過ごしてくれることを願っています。今までありがとう!エフフォーリア。