モーリス産駒の1番人気シュトラウス(牡、武井)がノーステッキのまま9馬身差で圧勝し、東の1番星に輝いた。五分の発馬で2番手につけると、3角手前で進出を開始。直線では馬なりで後続に差をつけた。勝ち時計は1分36秒9。母は08年マイルCSなど8勝を挙げたブルーメンブラット。レーン騎手は「いい馬。ポテンシャルがある」と高く評価した。

東の1番星は、昨年の勝ち馬ノッキングポイントがダービーに出走(5着)。一昨年の勝ち馬コマンドラインは次走でサウジアラビアRCを勝った。鞍上は「折り合いがつくまで時間はかかったけど、後半のリズムは良かった。これが次につながれば、さらに上にいけると思う」と将来性にも期待した。