東京大賞典連覇を果たしたウシュバテソーロ(牡6、高木)は一夜明けた30日、美浦トレセンで元気な姿を見せた。

この日は厩舎周りで引き運動。高木師は「特にレースの反動は見られません。ジョッキー(川田騎手)は『直線だけで大丈夫』と言っていましたが、私は3角からドキドキして見ていました。BCクラシックから帰って検疫もあって、調整期間が短かったので、直前はしまいをビシッとやって、うまく調整できました」と笑顔でレースを振り返った。今後についてはすでにサウジC(G1、ダート1800メートル、2月24日=キングアブドゥルアジーズ)と連覇のかかるドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、3月30日=メイダン)に登録済み。「サウジを使うかどうかは様子を見ながら考えていきたい。一番の目標はドバイ(連覇)です」と話した。