「ダービーって本当にすごいからね」。騎手や調教師と話すたびにこの言葉を聞いて、ダービーの偉大さを改めて感じます。

11年オルフェーヴルで優勝し、今年はサンライズアースで挑む池添騎手に話を聞きました。「デビュー前は勝ちたいとか言っていたけど、簡単にそう口に出してはいけないようなレースだと乗るごとに思う」。聞くだけでゾクッとするくらい、一戦の重さが伝わってきます。

ダノンデサイルでダービー初出走を迎える安田翔師は、8歳の時に父・隆行元騎手がトウカイテイオーで勝利するのを現地で見ていました。「レースの格式の高さは知っていた。その時は父ちゃんがダービー勝ったっていう喜びが大きかったです。その偉大さは今の方が感じますね」。父は調教師に転身後、数々のG1馬を輩出しましたが、ダービー出走は1頭だけ。調教師としての制覇は安田家の悲願といってもいいかもしれません。

きょう24日金曜はいよいよ◎を打ちます。じっくり悩みたいと思います。(つづく)【下村琴葉】