ケンタッキーダービー15着以来の実戦だった2歳王者フィアースネス(牡3、T・プレッチャー、父シティオブライト)が制した。鞍上はジョン・ヴェラスケスで勝ちタイムは1分49秒15。序盤は2番手に控え、早め先頭から直線は馬場の真ん中を力強く伸びた。最後は内ラチに張り付くように伸びてきたシエラレオーネ(牡3、C・ブラウン、父ガンランナー)との追い比べとなったが、1馬身差をつけてゴールした。プリークネスS覇者シーズザグレイが4着だった。
ジムダンディSは「真夏のダービー」と呼ばれるトラヴァーズS(G1、ダート2000メートル、8月24日=サラトガ)の有力なステップ競走の1つ。フロリダダービーを圧勝し、ケンタッキーダービー大敗後は間隔を空けて立て直してきたフィアースネス。20日のG1ハスケルSは同厩舎のマインドフレーム(2着)がいたため、直前で出走を取り消していたが、ここで強敵を撃破し、鮮やかな復活勝利となった。
ケンタッキーダービー2着、ベルモントS3着から挑んだシエラレオーネは敗れたものの、今回も鋭い末脚を発揮。陣営はトラヴァーズSに向かうことを明言している。
トラヴァーズSにはケンタッキーオークス、エイコーンS、CCAオークスでG1・3連勝中の最強牝馬ソーピードアンナ(牝3、K・マクピーク、父ファストアンナ)の陣営が電撃参戦を表明。ベルモントSに続き、ハスケルSでG1連勝を果たしたドーノックも参戦が有力となっている。秋の大一番、BCクラシック(G1、ダート2000メートル、11月2日=デルマー)へ向け、見逃せない一戦になりそうだ。

