世界の壁に阻まれた。しかし、確かな力は示した。日本調教馬2頭ダノンバーボン(牡、池添)、ワンダーディーン(牡、高柳大)は果敢に挑んだが、悲願達成とはならなかった。
無傷3連勝で伏竜Sを制したダノンバーボンは好位2、3番手で積極的に運び、抜群の手応えで4コーナーを通過。直線入り口で先頭に立ち、押し切るかという見せ場を作ったが、直線後半にさしかかったところで後続につかまり、惜しくも5着に敗れた。
西村淳騎手は「手応え良く直線を迎えることができたんですけど、悔しいですね。逃げ馬の後ろをとれて、いいリズムで走れたんですけど、結果だけが悔しいです」と振り返った。
UAEダービー1着から転戦したワンダーディーンは、好位を追走したものの、レース後半から徐々にポジションを落とし、ライバルたちにのみ込まれた。坂井騎手は「素晴らしい状態に仕上げてくださったスタッフ、乗せていただいた関係者に感謝したいです。かなり接触もあって、なかなか脚がたまらかなったですが、最後まで一生懸命走ってくれた馬にも感謝したいです。ドバイでも勝って、3歳でもたくさんの経験をしていますし、これからの成長に期待したいです」と今後にも夢をふくらませた。
勝利を手にしたのはゴールデンテンポ。最後方から強烈な末脚で差し切った。前走ルイジアナダービー3着から臨み、日本国内オッズでは11番人気だった。1番人気レネゲイドが2着、補欠から繰り上がった18番人気オシェリが3着に入った。

