左肩腱板(けんばん)断裂で昨年12月から戦列を離れているJRA現役最年長ジョッキー、柴田善臣騎手(58)が25日、9月6日開幕の中山開催を目標に復帰を目指していることを明かした。

昨年12月10日に手術し、同14日に退院。「リハビリは予定通り順調に進んでいますよ。6月にMRIを撮った時も順調。前は普通の生活が難しいこともあったけど、今は着替えやシャワーも大丈夫。車の運転も楽になったし、この前はゴルフクラブも軽く素振りしちゃったな(笑い)。手術先の病院から、前からお世話になっている先生がいる近所の病院に移ってリハビリをやってます。先生に体を押さえてもらって、言われた方向に少しずつ動かしたり。ぎりぎりまで動かすとまだ痛みはあるけど、可動域も広がってきましたよ」と現状を明かした。

復帰のめどについては「これから木馬に乗ったりしてから、8月の半ばすぎに美浦トレセンに顔を出して、馬に乗せてもらいたいなと思っています。それで問題なく順調なら、9月頭の中山から復帰したいですね」と見通した。

30日は59歳の誕生日。「もううれしくないですよ(笑い)。年齢のことを聞かれるのは慣れました(笑い)。まあ、やめてもいいかなという気持ちになったこともあったけど、やっぱり馬に乗ること、競馬が好きだからね。乗ったことのある馬のレースをテレビで見ると焦りが出てくるから、今は根詰めて見てはいないです。でも見ているだけでも楽しいね。騎手は騎乗依頼があってこその仕事。この歳まで乗せていただけているのは頑張って走ってくれる馬と、僕に依頼してくれる関係者がいるから。少しでも応援してもらえる人たちのために頑張りたいよね。まずは焦らず、先生が作ってくれたリハビリメニュー通りに頑張って、体を治したいと思います」と完全復帰を誓った。