米国西海岸を拠点に活躍している日本人の木村和士騎手(26)が20日、ロスアラミトス競馬場の5Rで勝利を挙げ、北米通算1000勝を達成した。2018年5月の初騎乗から通算6090戦目での到達。レース後には表彰を受け、笑顔で記念のボードを掲げている。
ロスアラミトス競馬場の公式X(旧ツイッター)は「木村和士騎手、北米通算1000勝、おめでとうございます。この若い騎手のマイルストーンを祝いましょう」と投稿。米国の競馬メディア「ポーリック・リポート」は木村騎手の喜びのコメントを紹介。「毎年目標は異なりますが、もちろん、いつもリーディングジョッキーを目指しています。今年は1000勝を達成する可能性があると気付きました。とにかく集中し、自分の仕事をやり続けて、今日はそれを達成できました。私の最大の目標は世界最高の騎手になることです。『誰が世界最高の騎手ですか』と聞かれたときに誰もが『木村和士』と言ってくれるようになりたい。それが私の目標です」と語っている。
木村騎手はJRAの競馬学校を卒業せずに海を渡り、カナダで騎手としてデビュー。19年に日本人で初めて北米の年度表彰「エクリプス賞」(見習い騎手部門)を受賞し、21~23年度のカナダの年度表彰「ソヴリン賞」で3年連続の最優秀騎手に輝いた。これまでにG1を7勝。カナダでは英国から遠征したエリザベス女王(故人)の所有馬に重賞で騎乗したこともある。一昨年、昨年はケンタッキーダービーに騎乗も果たし、昨夏からは拠点をカナダから米西海岸へ。トップジョッキーの1人として今後のさらなる活躍が期待される。

