JRAが海外馬券発売を行った日本国内のオッズで単勝3・9倍の1番人気だったアヴァンチュール(牝4、C・フェルラン)はまさかの11着に沈んだ。上半期のサンクルー大賞ではカランダガンの2着に好走。秋初戦のヴェルメイユ賞は圧倒的な強さでG1初制覇を果たし、昨年2着以上の成績を期待されたが…。12番ゲートから道中は中団の外を追走。直線を向くと、ヴェルメイユ賞のような末脚は見られず、馬群に沈むというまさかの惨敗に終わった。

昨年の仏オークス4着以外は連対を外したことがなかった女王の異変。現地フランスのPMU(場外馬券発売公社)のオッズでは3・7倍のミニーホークに次ぎ、5・4倍の2番人気だった。フランスギャロの裁決レポートは同馬について、「レース後、2番人気のオッズで大敗したアヴェンチュールのマキシム・ギュイヨン騎手はコンディションが優れていなかったと述べました」と報告している。

馬主(ヴェルテメール兄弟)のレーシングマネジャーを務めるピエール・イヴ・ビューロー氏は「マキシム(ギュイヨン)は今日は元気がなかったと言っていました。まだその原因ははっきりわかっていないので、時間をかけて判断したいと思います」と語っている。