ダートの世界最強馬を決める米国のBCクラシック(G1、ダート2000メートル、デルマー)が日本時間の2日朝に行われます。日本からフォーエバーヤング(牡4、矢作)が2年連続で参戦し、大注目の一戦は「ダンディ高木」こと高木一成記者におまかせください。ニッカンコムの予想記事(無料)で昨年のケンタッキーダービー◎ミスティックダン、今年のドバイゴールデンシャヒーン◎ダークサフロンなど、数々の“神・的中”を披露。直近2回の海外馬券発売では愛チャンピオンS◎ロイヤルチャンピオン(6番人気)、凱旋門賞◎ソジー(5番人気)がいずれも3着に好走しました。9頭立てのクラシックでダンディが狙うのは…。BCマイル、BCフィリー&メアターフのポイントは…。必読です。

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私がなぜダンディなのか。それは言わずもがな、昨年のケンタッキーダービーで◎ミスティックダンを指名したことがきっかけです。日本国内では20頭立て10番人気(単勝31・3倍)。チャーチルダウンズの最終コーナー、内からスルスルと抜けてきたミスティックダンとブライアン・ヘルナンデスJr.の姿は今も脳裏に焼きついています。

そのミスティックダンは今回、BCクラシックではなく、BCダートマイルへ。クラシックはもちろん、豪華メンバーなのですが、ダートマイルもケンタッキーダービー馬ミスティックダンがいて、一昨年のBCクラシック覇者ホワイトアバリオがいて、昨年のダートマイル覇者フルセラーノがいて、昨年の2歳王者シチズンブルがいて、ものすごいメンバーなんですよね。こちらのレースの馬券発売もいつの日か実現してほしい…。

話がそれました。今年のBCクラシックは、昨年の米3冠でミスティックダンとしのぎを削った4歳世代がやはり中心になると思います。昨年の上位3頭、シエラレオーネ、フィアースネス、フォーエバーヤング。彼らは間違いなく、ハイレベルで強い。ただ、意外な敗戦も目立つ3頭です。

今年のクラシック、私は◎マインドフレームで勝負します。トッド・プレッチャー厩舎3頭出しの1頭。フィアースネスと同じ4歳世代で、同じリポール・ステーブルの所有馬です。これまでも2頭の直接対決が実現するはずだったのですが、昨年のハスケルSはフィアースネスがスクラッチ、今年のホイットニーSはマインドフレームがスクラッチすることになり、直接対決は実現していませんでした。今回はBCクラシック。オーナーとしてはどちらが勝ってもワッショイワッショイという舞台です。

今年のマインドフレームは“ほぼ完璧”な成績を残してきました。G2ガルフストリームパークマイル、G1チャーチルダウンズS、G1スティーブンフォスターSで3連勝。ホイットニーSを取消になった後のジョッキークラブゴールドCは他馬の斜行により、ジョッキーが落馬して競走中止。まともに走っていれば、どうだったのか。

昨年の上位3頭のうち、フィアースネス、フォーエバーヤングとは初対戦。残りの1頭、昨年のBCクラシック覇者シエラレオーネとは3度直接対決していますが、昨年のベルモントS、今年のスティーブンフォスターSでいずれもマインドフレームがシエラレオーネに先着。唯一、先着を許したのは自身が競走中止に終わった前走のジョッキークラブゴールドCですから、「シエラレオーネに実質無敗」の実力馬なんです。

前走は落馬競走中止。つまり、今年の成績は実質無敗に近い。シエラレオーネとの直接対決でもマインドフレームは勝ち越しています。ただ、昨年の上位3頭を人気面で上回ることはおそらくないでしょう。最強馬の可能性があるこの馬を今回は4番人気、あるいは5番人気で買うことができる。迷わず狙います。単複(8)。

◆マイル 初日はBCジュベナイルターフをしっかりと勝ち切ったアイルランドのエイダン・オブライエン厩舎。ここは◎ザライオンインウィンターです。スミヨンがさばきます。単複(4)。

◆フィリー&メアターフ 凱旋門賞で6着のアローイーグルが次走でG1ロワイヤルオーク賞を快勝。凱旋門賞7着カルパナが次走で英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズSの連覇を果たし、凱旋門賞9着キジサナがそのレースで3着。今年の凱旋門賞は「ハイレベルだった」、あるいは「力を出し切れなかった馬が多かった」のかもしれません。ここは◎ゲゾラです。単複(5)。