天皇賞・秋を制したマスカレードボール(牡3、手塚久)がG1初制覇から一夜明けた3日、美浦トレセンの馬房で休養に努めた。
前日は午後7時すぎに帰厩。担当の花本助手は「ダービーの後みたいに、あからさまに目に見えて疲れているな、という感じはしないです。胃に優しいカイバをあげ少し残してはいましたけど、いつも変わらない様子です」と現状を伝えた。
花本助手自身も担当馬でのG1初勝利。「僕はバスの中にいたのでレースは見ていないですけど、周りの人から勝ったんじゃない? と言われてマジかと。実感はあんまりないですね。正直、すごく疲れました、という言葉しか出てこないです。昨日は新馬(モートンアイランド)も使っていて、マスカレードボールの場合はとにかく放馬しないようにと気を使うので。ゲート裏で迷惑をかけてしまいましたけど、これまでに比べればだいぶよくなりました。でも、表彰式でも大変で…。とにかく疲れました(笑い)」と、馬房内で無邪気にカイバを食べる愛馬をなでながら、かみしめた。【桑原幹久】

