「たくろう」に注目だ-。デビュー4年目の石田拓郎騎手(21=新開)が小倉大賞典(G3、芝1800メートル、22日)でシルトホルン(牡6、新開)とコンビを組み、重賞初騎乗を迎える。ここまで単勝万馬券で勝利は3度を誇り、穴党ファンに存在感を示している。

パートナーのことは一番熟知している。レースでは初騎乗も調教ではこれまでも密にコンタクトを重ねてきた。毎日こつこつと馬に向き合う姿勢を師匠の新開師からも評価され、今回晴れて指名を受けた。石田騎手は「ずっとレースで乗りたいと思ったいたので、依頼をいただいた時はすごくうれしかったです。馬のことは自分でも良く分かっていると思っています。うれしいですね」と気持ちを高ぶらせる。

現在、人馬ともに小倉競馬場に滞在中。毎日多くの馬の調教を任され、1頭1頭に向き合っている。オフにはもつ鍋などの地元グルメも堪能してリフレッシュ。「いろんな馬に乗せてもらって、引き出しも増えていると思います。大変なこともありますが楽しく過ごしています。ごはんはおいしいですね」と充実した日々を過ごしていると言う。

パートナーとはこの中間もコンタクトを取っている。「中1週ですが、状態は悪くないし、いい感じに向かえると思います」と手応えをつかんでいる。

冬の小倉開催もあっという間に残り2週。先週ようやく1つ勝利をつかんだ(14日の小倉6Rを6番人気ラブディーヴァで勝利)。「滞在中はもう少し勝ちたかったですし、開催前半はもう少し前の位置が取れれば良かったと反省しています」と悔しさもにじませる。「(シルトホルンは)いいレースを続けて力を付けていますし、チャンスは十分ある馬だと思っています。自分も重賞を勝てるよう頑張りたいです」。大きなタイトルをつかみ自信を付け、より実りのある冬コク滞在とする。【井上力心】

◆石田騎手の単勝万馬券V 24年6月9日の東京1Rを14番人気カーリングホリデーで勝利(単勝1万8150円)、同月29日の福島2Rを13番人気ウェルキンで勝利(単勝2万1770円)、25年12月13日の中山6Rを15番人気タイセイエムロードで勝利(単勝2万570円)。デビューからこれまでの単勝回収率は125%で「単勝を買い続ければ儲かる男」。