今週土日(28日、3月1日)の開催を最後に、3月3日付で東西合わせて7人のJRA調教師が定年、引退を迎える。数々の名場面を演出してきた名トレーナーたちの有終の美は、きっと競馬ファンの心を打つことだろう。

 

怒濤(どとう)の14頭出しで大団円へ-。美浦の名伯楽・国枝栄師が、調教師として最後の週末を迎える。これまで積み上げた勝ち星は現役最多の1121。2度の牝馬3冠達成など、G1・22勝は歴代5位に入る。

最終週でも淡々と、いつも通りの様子で、土日とも7頭ずつ管理馬を送り出す。中には縁ある血統馬もスタンバイ。土曜阪神9Rアマキヒ、日曜中山9Rバードウォッチャーはどちらも自身が管理した3冠牝馬アパパネの子だ。前者は前走2着で「前回は頑張ってくれた。スタミナはあるし、最終追い切りの動きも良かった。持ち味を生かせれば」と期待を込める。後者は近2走で復調気配を見せており「前回と同様に先行する形で立ち回っていきたい」。管理馬最後の出走となり「この馬で締めたいね」と有終の美を狙う。両馬ともアパパネや開業初G1をもたらしたブラックホークなどを所有した金子真人オーナーとのコンビ。「金子マジックに期待だね」。最高の笑顔で花道を迎えられるか。【深田雄智】

 

<国枝厩舎・今週の出走馬>

土曜・阪神

8Rウィンターダフネ

9Rアマキヒ

11Rサトノエピック

土曜・中山

7Rロジリッキー

8Rルージュナリッシュ

土曜・小倉

5Rシャンドゥレール

10Rキングベルベット

日曜・中山

2Rイヌボウノヒカリ

4Rチャーリー

5Rプリティウーマン

6Rエリカリーシャン

9Rバードウォッチャー

日曜・小倉

2Rジャストマイウェイ

4Rモスクロッサー