28日(土曜)にドバイワールドカップ(DWC)ミーティングが行われるメイダン競馬場では6日(金曜)、重賞を含む8つのレースが通常通りに開催されました。
午後5時30分に始まったナイター開催は午後9時45分発走の最終レースまでつつがなく進行。重賞のG3ラスアルコール(芝1400メートル)はR・ドーソン騎手のエルナジムが優勝しました。
メイダン競馬場では13日(金曜)にもナイター開催があり、これも今のところ普段通りに行われる模様です。
メイダンから車で20分、海側に向かったところにあるジェベルアリ競馬場ではラマダンミーティングと呼ばれる開催が8日(日曜)に行われ、午後2時45分発走の第1レースを皮切りに8つのレースが平穏に終わっています。
ジェベルアリは3月1日(日曜)にイランからの攻撃で被害を受けたフェアモントホテルのある高級リゾート、パームジュメイラからも近い競馬場。1日に予定されていた開催こそ15日に延期されましたが、8日の開催には5000人を超える観客が集まったと伝えられていて、少なくとも競馬場の周辺では落ち着きを取り戻した様子が垣間見えています。
DWCデーに競走馬を送る国々では依然、様子見の状況が続いていますが、欧州組の目玉となるカランダガンやオンブズマンは参戦を前提に主催者側のゴーサインを待っています。
かたや米国は戦争当事者ということもあってか、遠征を表明していた馬の半数程度が辞退。DWCを予定するヒットショー、マグニチュードの両陣営も思いを巡らせていて出発予定日の14日(土曜)まで出否は未定とされています。
日本ではダノンデサイル、ミュージアムマイルなど栗東トレセン組の12頭が18日(水曜)のフライトで関空を飛び立つ運びです。
英国ブックメーカーによるDWCの前売りはフォーエバーヤングが依然、1番人気のまま。2番人気にUAEで前哨戦を快勝したメイダーンが浮上しています。
【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

