28日のドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、メイダン)に出走予定のフォーエバーヤング(牡5、矢作)の近況を11日、矢作芳人調教師(64)が栗東トレセンで説明した。

馬と厩舎スタッフはサウジCで連覇を達成後、ドバイに移動し、現地で調整を行っている。矢作師は「昨年の経験を踏まえて、少しゆっくりめに立ち上げた。今週初めからフォーエバーヤングらしい動きが戻ってきた。いたって順調」と様子を伝えた。

中東情勢の悪化によりドバイ国際競走に出走予定の日本馬が次々と遠征を取りやめている。「毎日、複数回、現地にいる荒木(助手)と連絡を取り合っています。少なくとも彼らの生活圏、ホテルからの通勤、メイダンの競馬場周辺では危険を感じたことはない、と。自分としては日本のマスコミ報道との距離感にとても困惑している。予定のレースがある以上、そのレースに向けてやれることをやるだけ。ただ、前提として1日でも早く平和になってほしいと願うばかりです」と、出走に向けて調整を進めて行く構えを示した。【下村琴葉】

◆現地では フォーエバーヤングの公式インスタグラムは11日、「今朝の様子」として、メイダン競馬場で調整する同馬の動画をアップした。同じ厩舎のアメリカンステージとともに馬場入りし、体をほぐした後、夜明け前の静かなダートコースを単走で力強く駆け抜けた。これがレースへ向けた2週前追い切り。「来週はアメリカンステージと併せて追い切りを行う予定です」と1週前追い切りのプランを伝えている。