日大三(西東京)が折尾愛真(北福岡)に大勝し、2度目の全国制覇を達成した11年以来7年ぶりの夏勝利を挙げた。

 1回表に1点を先制されたがその裏7点を奪った。相手先発投手が乱調。1死から4連続四死球で同点とすると佐藤コビィ内野手(3年)の2点適時打、上野隆成外野手(3年)の適時三塁打など打者13人を送る猛攻で7点を奪った。さらに2回に1点、3回にも3点を加え序盤で試合を決めた。

 7回には大塚晃平外野手(3年)がソロ本塁打を放った。先発全員の15安打、さらに16四死球で今大会最多の16点を奪った。

 春夏通じて甲子園初出場の折尾愛真は投手陣が制球に苦しみ大量失点。8回に斉藤隼人内野手(2年)が2ランを放ち一矢を報いたが初勝利を挙げることはできなかった。