日本ハム有原航平投手(22)がプロ最長6回を投げ、1軍デビューへ前進した。イースタン・リーグ巨人戦に先発。序盤3回までは無安打無失点と、完璧な立ち上がりを見せた。2回にはセペダを鋭く落ちるチェンジアップで空振り三振に切った。打者一巡した4回。1死から味方の失策で、この日初めて走者を背負った。高めに浮き始めた球をねらい打ちされ2失点。「簡単にポンポン取られた。2回り目に失点したのは次への課題」と反省した。
持ち味は光った。当初はスロー調整を続けてきた右肘痛の影響を考慮し、5回100球をメドにしていた。伊藤総合兼投手コーチは「あまりにも早すぎて。イニングを投げさせたかった」と続投の理由を説明。プロ最長6回3安打2失点(自責1)ながら、球数74球。最速147キロで四死球ゼロと、持ち前の投球リズムを刻んだ。
右肘に張りなどがなければ28日から利府などで行われる、楽天3連戦に帯同し登板予定。有原は「イニングを投げられるようになったのは、単純にうれしい。今の段階では9回は厳しいので試合の中で、もっと良いボールを投げられるようにしたい」と課題と向き合いながら、来たる日へ力を蓄えていく。【田中彩友美】



