亜大の左腕、諏訪洸投手(3年=下妻二)がリーグ史上3人目となる完全試合を目前で逃した。

 左腕から繰り出す140キロを超える速球に変化球をまじえ、8回を終わって国学院大に1人の走者も許さなかった。

 9回も先頭を三振に仕留めた直後、8番打者の西浦丈司内野手(4年=天理)にソロ本塁打を浴び、大記録の夢は消えた。

 公式戦2度目の先発だった諏訪は「6回くらいから意識し始めて、仲間にも『ここまで来たら行けよ』と言われていた。完封したかったけど、無四球で9回を投げ切れて良かった」と初の完投勝利を喜んだ。