負の連鎖を断ち切れない。ヤクルトが、昨年4月以来となる9連敗を喫した。前日15日の巨人7回戦に続き、2試合連続で1点差に泣いた。投打がかみ合わず、4カード連続の負け越し。真中満監督(44)は試合後「投手の方も打線の方も、どっちもかみ合っていないね」と肩を落とした。

 最大の好機にも勝利の女神はほほ笑まなかった。1点を追う6回1死二、三塁。前の打席で2ランをマークしている川端が見逃し三振。2死満塁からは、雄平が右飛に倒れた。右翼方向へ引っ張ったライナー性の打球だったが、右翼手長野の守備範囲だった。雄平は「今日は僕が悪い」と繰り返した。

 先発石川は、1球に泣いた。打線が同点に追いついた4回。2死三塁から杉内に勝ち越しの中前適時打を許した。相手の先発投手に決勝打を許し、「負けたら全て悪い。2アウトから一番やってはいけないところだった」と表情は険しかった。

 今日17日は、2戦2敗を喫している高木勇が立ちはだかる。ただ、下を向いてるわけにはいかない。真中監督は「打線もいじるのは、難しい。今いるメンバーで戦うしかない」。狂った歯車は自分たちで調整するしかない。【栗田尚樹】