広島が「怪力トリオ」の3連続長短打で先制点を奪った。

 3回2死から、4番新井が右前打で出塁。5番シアーホルツも中前打で続き、2死一、二塁。6番ブラッド・エルドレッド内野手(34)は2ボールからの3球目、内角低めをとらえた。打球は左中間を深々と破り、二塁走者新井が悠々生還した。一塁走者シアーホルツも三塁ベースコーチの制止を振り切ってホームを狙ったが、これはタッチアウト。だがエル砲は緒方孝市監督(46)から交流戦のキーマンに指名されており、期待通りの一撃だった。

 「打ったのはシュート。1回目のチャンスをつぶしていたから、何とかしたかった。自分の仕事ができてよかったよ」とコメントした。