オリックスは森脇監督の休養に伴いヘッドコーチだった福良淳一監督代行(54)が初采配を振り、巨人に競り負けた。1点差試合はこれで2勝15敗。借金は今季ワースト16に。黒星スタートにも監督代行は「粘ってくれたし、良かったと思う。諦めないところは見せられた」と収穫点を強調した。

 好調のルーキー西野を今季初めて3番で起用。主に3番だった糸井を1番に据える新オーダーで臨んだが、先発田口を捉えられず。9回2死からT-岡田の通算99号となる今季5号ソロで追いすがるも、今季6度目の4連敗となった。

 監督休養という事態に糸井は試合前、「キャプテンとしてこんな成績だし責任を感じる。僕のせいとちゃいますか」。T-岡田は森脇監督に指導を受けてきた。「申し訳ない。信じて使ってもらっていたのに応えられなかった」。3回は慣れない右翼守備で、相川のライナーを後逸して先制三塁打にするミス。「ワンバウンドで止めないといけなかった」と自らを責めた。チームは非常事態。福良監督代行は「やるしかないし、やりますよ」と必死に前を向いた。【大池和幸】

 ◆福良淳一(ふくら・じゅんいち)1960年(昭35)6月28日、宮崎県生まれ。延岡工-大分鉄道管理局を経て84年ドラフト6位で阪急入団。88年に打率3割2分でリーグ3位。88年の西武戦で逆転満塁サヨナラ本塁打。93~94年に二塁手のプロ野球記録となる最多連続守備機会無失策836。97年に引退するまで1軍通算13年、1240試合で1116安打(打率2割7分9厘)、50本塁打、372打点、106盗塁。ベストナイン2度、オールスター出場1度。98~00年にオリックス2軍コーチ。05年に日本ハム2軍内野守備コーチ就任。07年2軍監督、08~12年ヘッドコーチ(09~11年は打撃コーチ兼任)。13年からオリックスでヘッドコーチ。177センチ、73キロ。右投げ右打ち。