中日が東海地方よりも一足早く梅雨入り? 9回2死。最後は6番藤井がオリックス佐藤達の内角スライダーを打ち損じて二ゴロ。6連敗中だったオリックスに最後まで追いつけそうで追いつけない展開に、ナゴヤドームにはため息が充満した。チームの借金は今季ワーストの「5」まで膨らんだ。

 打線組み替えも不発だった。指揮官は通算2000安打まであと7本の和田一浩外野手(42)を今季初めて4番起用。森野、エルナンデスをベンチに据え、3番ルナ、4番和田、5番福田の新クリーンアップを組んだ。ところが、その3人が合わせて11打数無安打。チーム4安打ではきっかけもつかめない。和田は「(4番は)意識はなかったけど立場上、攻略できずに足を引っ張った」と責任を背負った。

 またも竜が引き立て役になった。オリックスの先発はルーキー山崎福。今季4戦2敗の新人左腕に対し的を絞ることが出来ず5回まで1安打に封じられた。6回に大島の2ランが飛び出したが、プロ初白星を配給。3日西武戦では19歳森に10代2桁本塁打を献上したばかり。もうこんな役回りはごめんだ。

 交流戦に入ってから白星が続かない。ソフトバンク、日本ハム、西武と3カード勝ち越しなしで、この日を迎えていた。谷繁元信兼任監督(44)は借金が増えていく状況にも「これをしっかりと受け止めて1戦、1戦しっかりとやっていきます」と冷静だった。このままズルズルといくわけにはいかない。【桝井聡】