エグってエグって、負のデータを吹き飛ばす! 中日は今日25日から1ゲーム差に迫る5位DeNAと「最下位脱出」へ直接対決。横浜スタジアムは今季5戦全敗。第2戦に先発予定の大野雄大投手(26)も梶谷、筒香に計13打数10安打とマイナスデータが多いが、内角を攻めまくって3連勝=テール脱出を図ることを宣言した。
ベイスターズブルーを見ただけでイヤな記憶が頭をよぎる。今季対戦成績5勝11敗。横浜スタジアムで5戦全敗…。谷繁兼任監督も前半を振り返る中で「ベイスターズには大きく負け越している。その分だけ借金になっている」とリベンジの標的にしている。倍返しのチャンスが久しぶりに巡ってきた。
大野 同じ相手に何回もやられるわけにはいかない。DeNAには大きく負け越しているので、それを踏まえた投球をして、僕も含めてこの3連戦は全員で取りにいきます。
第2戦の先発が濃厚な10勝左腕が気合をみなぎらせた。横浜での今季登板はないが、DeNA戦は2試合で1勝1敗。ポイントになるのは3番、4番だ。大野は梶谷に6打数4安打、筒香に7打数6安打と打ち込まれている。
前回登板の20日広島戦では8回1失点。6度目の挑戦で10勝に到達した。復活の手助けになったのは内角球の使い方。「そういうことも大事になる。できることはやっていく。狭い球場だから内角ばかりでは本塁打が出やすくなるけど、いくところはいく」。
これまで横浜では「狭い球場」という過剰な意識で配球が偏ったところを狙われる傾向にあった。心理的にも配球面でも打者のふところに攻め込んでいく気持ちが大事になる。
最近7勝1敗で3カード連続勝ち越し。DeNAにはシーズン序盤の絶好調時に星を先行されたが、今は逆に3連敗中と弱っている。勢いは中日にある。「5位狙い」が目標ではないが、ちょうど2カ月におよんだ最下位生活への終止符が、いいモチベーションになるのは間違いない。大野を含め一部投手陣が都内の神宮軟式野球場で調整を行い、準備完了。攻めの姿勢でハマの星を落としにかかる。【柏原誠】



