オリックスが完敗し、優勝の可能性が消滅した。

 4回は遊撃手安達の判断ミスから3失点。5回も失策が絡んで2点を追加された。打線も序盤の好機をつぶし、5回は無死一塁で小田が見逃しの三振ゲッツー。結局、縞田の2号ソロによる1点のみに終わった。

 福良淳一監督代行(55)は「これだけミスが出たら勝てない。もうちょっと集中力を持ってやらないといけない」と怒気を含んだ口調で振り返った。

 大型補強を敢行して優勝候補にも挙げられたチームが116試合目で早々とV逸。

 福良監督代行は「まあそこはね…。CSに向けてあきらめずにやるしかない」。CS圏内の3位西武とは8差に広がった。自力CS進出の可能性も消滅しており、厳しい戦いが続く。