鷹のアツオが祝砲アーチをかけた。ソフトバンク松田宣浩内野手(32)が1点リードの4回、西武高橋光の140キロ外角直球を捉えた。ライナーで右中間のテラス席へ運ぶ34号ソロ。ベンチ前で右翼席へ向かって力強く「熱男~」と叫ぶと、満員のヤフオクドームの鷹党も「熱男~」と叫んだ。松田の1発でスタンドとナインの気持ちが優勝へ向け1つになった。「今季はスローガンが熱男でよかった。球団に感謝したい」と笑った。
ベンチでもどんな状況でも大声で明るく元気にナインを勇気づけた。打っては6番打者として、11年の自己最多25本を大幅に更新する34本塁打。フルイニング出場と文字通り熱男な活躍だった。選手会長としてはナインを代表して球団に意見を提案することも多々あった。この日は黄色いユニホーム着用だったが「白が公式。重みがある」と通常の白を着用した。
ナインから背番号と同じ5回胴上げされた。表彰式では優勝旗を高々と掲げた。「みんなで支え合ってきた。胴上げしてもらって本当によかったです。持ち味の元気を出して工藤監督を日本一の男にしたい」。もっともっと熱くなってCS、日本シリーズと勝ち抜いていく。【石橋隆雄】



