本拠地マツダスタジアムで出直しじゃ! 広島は最下位中日相手にまさかの連敗。前日のバルデスに続き、この日も八木から1回に先制しながら追加点を奪えなかった。セ・リーグワーストタイの26試合連続1桁安打まであと1試合に迫る貧打ぶり。先発前田も大量失点で、鬼門のナゴヤドームでは今季1勝10敗に終わった。首位ヤクルトとは4・5差が開き、3位巨人とは2・5差。今日20日のDeNA戦は好相性の地元広島で再スタートを切る。
丸のライナー性の打球を右翼平田がスライディングキャッチでつかみ、ナゴヤドームでの今季最終戦は終わった。広島は大黒柱の黒田と前田を立てて中日に2連敗。勝負の12連戦は大誤算の滑り出しとなった。
緒方監督 そりゃあ痛いよ。明日、広島に帰って出直し。気合を入れ直す。先制点は取っているんだけど、そこで乗っていけない。
前日に続き1回に先制した。2死一、二塁から鈴木誠が右前へ2戦連続適時打。しかし、その後が続かない。毎回のように走者を出しながら8回まで連打なし。貧打が先発前田の重圧にもなった。5回無死一塁から投手前のバントを二塁へ送球。送球ミスとなり、大量失点につながった。
打線は2リーグ分立後、セ・リーグのワーストタイ記録にあと1試合に迫る25試合連続1桁安打となった。4番エルドレッド頼みでは点を奪えない。エルドレッドが再昇格した8月16日以降、1安打以上打てば15戦11勝2敗2分けに対し、無安打試合は10戦1勝9敗。この日は2つの四球を選んだが、2打数無安打に終わった。エルドレッド頼みから脱却しなければいけない。
ただ、まだ広島に風は吹いている。今季1勝10敗となった鬼門ナゴヤドームで戦うことはもうない。今季セ5球団で最も対戦打率が低い中日(2割2分3厘)から、最も高いDeNA(2割6分6厘)との戦いとなる。自力優勝消滅は対象の巨人が敗れたため免れた。今季は何度も反発力を見せてきた。逆転優勝の前例のない借金9は目前で7度はね返し、負ければ自力優勝が消滅した15日巨人戦も勝った。シーズンを戦いながら成長した緒方広島の真価は今、問われる。
緒方監督 我々は勝つしかないんだから。開き直って戦っていくしかない。
今日から32勝26敗1分けと相性のいい本拠地マツダスタジアム。再び追い風に乗っていきたい。【前原淳】



