阪神藤浪晋太郎投手(21)は充実の秋季キャンプを打ち上げて納得顔だ。3年目秋のキャンプは右肩炎症のためブルペン投球を控え、ウエートトレーニングや走り込み中心のメニューに専念。「しっかりトレーニングできて良かったです」と冷静に振り返った。
悪天候となった最終日は安芸ドームでキャッチボールの距離を延ばし、相手役の岩崎からキャンプ最長の50メートル前後まで遠ざかった。節目の1日に患部の確認を終え、今後はノースロー調整に入る。今季199イニングを投げ抜いた疲労を考慮し「12月はしっかり体を休めたいと思います」と話した。
来春沖縄キャンプ前のブルペン投球再開についても「調整次第ですね」と説明し、右肩の経過を見ながら柔軟に対応する構えだ。「(2月)1日にベストの状態で投げる必要はない。キャンプ初日からガンガン投げなくてもいいと思っています」。大黒柱として周囲に流されることなく、あくまで16年フルシーズンを戦い抜くための準備に入る。
来春までの目標は体重92キロからの3キロ増。「しっかりトレーニングできたので、オフも継続してやっていきたい。体作りに尽きると思います。95キロを最低ラインとしてやっていきたい」と力を込めた。
今年1月は広島前田らと東京都内で合同自主トレに励んだが、今オフは師匠がメジャーに挑戦する可能性があり、合同トレが開催されるかどうかもまだ分からない状況。まずは計画通り、黙々とビルドアップに励む。【佐井陽介】



