日本ハム陽岱鋼が、今季を原点回帰の「1年目」に設定した。11日、千葉・鎌ケ谷で再スタート。10日に故郷台湾から来日し早速、打撃練習など精力的に汗を流した。今季でプロ11年目。心機一転、笑顔満開で誓いを立てた。「11年目は(10年の節目を超えて)また1のスタート。元気に1年間過ごしたい」。初心に帰り新たなシーズンに臨む。

 昨季の無念をポジティブに晴らしていく。序盤は、左手舟状(しゅうじょう)骨を剥離骨折し棒に振った。契約更改で保留するなど、お騒がせした昨年。「調子に乗らず、ゆっくりやりたい」と足元を見つめ直した。今季に懸ける思いは強く、オフは食事管理を徹底。主食は普段の半分の量に減らし、副菜を多めに取るよう心がけている。「寝る前とか起きてから、体重を計る前はワクワクする」と楽しみながら実践中だ。

 同球場では、新人合同自主トレまっただ中。ルーキー唯一の外野手、姫野から目標にされていることを知ると「ケガするよ」とニヤリ。自虐的に笑いを誘い、緊張を和らげた。自覚十分に、「自分が外野手を引っ張って、いい流れをつくりたい。今年の僕のテーマです」。頼もしさを兼ね備え、パワーアップした姿を見せる。【田中彩友美】