オリックス宮内義彦オーナー(80)が13日、宮崎キャンプを視察し、高額年俸選手の奮起を求めた。雨のため紅白戦は中止となったが、室内練習場など熱心に見守った。約3時間半の視察後、チームに残したのは、財界のカリスマらしい言葉だった。「不調だった人が復調して普通にやってくれたらいい。年俸の高い人から順にね。それだけの価値を表してもらってね」。

 大型補強した昨年は優勝候補に挙げられながら、まさかの5位。推定年俸5億円のエース金子、3億5000万円の中島ら高給選手の不振が響いた。そろばん勘定は狂い「二十数年のオーナー生活で最もがっかりした」と嘆いた。

 選手、スタッフ全員を前にした訓示では、シーズン通しての自己管理を訴えた。「それができなきゃプロじゃない。自分との勝負」。甘えや妥協は許さない。96年以来の優勝へ、オーナー自らが号令をかけた。