DeNAが今季初の0封負けを喫し、中日と並んで最下位タイに沈んだ。

 1回2死一、三塁からの盗塁失敗。4回1死満塁で2者連続凡退と、阪神岩貞祐太投手(24)の前に2度のチャンスを生かせなかった。

 守っては先発久保康友投手(35)が8回2失点と粘投した。失点した6回は2死一、三塁で満塁策の指示が出た。5番マウロ・ゴメス内野手(31)を敬遠したが、続く鳥谷敬内野手(34)に決勝の2点適時打を許した。

 アレックス・ラミレス監督(41)は「カウントが3ボールになった時点で、ゴメスにストライクゾーンでの勝負は危険だと思った。久保には本当にいいピッチングをしてもらったが、打つことができなかった」と打線の元気のなさを悔いた。