阪神藤浪は、今季一番の大荒れだった。先頭大島への四球で試合がスタート。その後も3番平田に四球を与えて1死一、二塁とすると、4番ビシエドのバットを折りながらも右翼線に運ばれて先制点を献上。2死二、三塁で迎えた6番堂上には、フルカウントから直球がすっぽ抜ける大暴投で2点目を失った。
終わってみれば6回6安打2失点と試合をつくったが、3者凡退は1度だけ。何より1回の3四球が象徴的だった。「初回がすべてでした。フォアボールに、ヒットに、自分のミスと、ドタバタしてしまい、非常にもったいなかったです。一番やってはいけない立ち上がりだったと思います」。1試合5与四球は今季ワーストだった。
開幕から苦しんできた投球フォームを修正したはずだった。金村投手コーチらの指導で左足を上げる際に体が前かがみになる癖を修正。前回13日DeNA戦(横浜)では7回1失点と踏ん張った。明るい兆しが見えていただけにこのダメージは大きい。
開幕3連勝後、5試合勝ちなし。チームの勝利は何よりだが、悔しさは残る。「野手の方に感謝。勝って反省できることは幸せなこと」と前を向いた。
▼藤浪の1試合5与四球は今季最多。3四球を初回に出したのは、15年9月21日ヤクルト戦(甲子園)で川端、山田、バレンティンに与えて以来、自身2度目。これで4月12日DeNA戦(甲子園)を最後に、5試合白星がない。同一年では、15年4月5日巨人戦~5月8日広島戦の6試合に次ぎ、13年9月7日巨人戦~10月5日巨人戦の5試合と並んで自身ワースト2位。



