阪神タイガースの球団ロゴを機体にデザインしたスカイマークの「タイガースジェット」お披露目式典が20日、神戸空港で行われた。特別デザイン機は、4月27日から既に2機就航している。

 来賓として阪神四藤慶一郎社長(55)やOBで85年日本一監督の吉田義男氏(82=日刊スポーツ客員評論家)三宅秀史氏(82)上田次朗氏(68)江本孟紀氏(68)らが出席した。

 スカイマークの佐山展生会長、久元喜造神戸市長らとセレモニーに参加した吉田氏は「阪神に入ってから六十数年、タイガースも変わったもんだなと。飛行機にタイガースのロゴが着くなんて、隔世の感があります」とあいさつ。四藤社長は「タイガースジェットがより一層、注目されるよう頑張っていきます」と浮上を約束した。

 21日に同空港スカイマーク格納庫に展示され、一般公開される。機内では、客室乗務員が阪神のユニホーム(スカイマーク仕様)を着用。座席には、球団ロゴを記した特製ヘッドレストカバーが設置されている。10月末まで運行予定。