来季福良体制への序章!? オリックスは23日、大阪市内の球団事務所で編成会議を行った。リーグ再開の前日ながら、福良淳一監督(55)の姿もあった。「自分から出たいと言ったんじゃないよ。練習もあるんだから…」。神戸では同時刻に全体練習が行われていた。にもかかわらず、球団からの要請で出席。異例のタイミングと言えた。
借金17を抱える最下位。編成会議では巻き返し策が練られた。同時に福良監督は今秋ドラフト候補も確認。来季続投しない限り、ドラフト会議の出席も未定なのだが…。球団から映像を提示され、上位候補をチェック。超目玉である創価大・田中正義投手(4年)について「そりゃ欲しい。NO・1でしょ」と、競合すれば自らクジを引きそうな勢いで話した。
先日、瀬戸山球団本部長は「僕の中では、福良さんには来年もやってもらうつもり」との私案を披露。監督人事は宮内オーナーの専権事項ではあるものの、長期的な福良体制で抜本的なチーム改革を進めたい考えがある。この日の指揮官の会議出席に同本部長は「いろんな人のスケジュールの都合」と言葉を濁したが、指揮官続投への脇を固める意味合いも見てとれる。
そんな意味深な会議ではあったが、球団も現場も、もちろん今シーズンを捨てていない。「ここから今いるメンバーでどう戦っていくか。借金が一気に減るわけでもない。1試合ずつ」と福良監督。戦力をフル動員させ、少しずつ光を見いだしていく。【大池和幸】




