日本ハムのブランドン・レアード内野手(28)が、起死回生の逆転満塁弾を放った。

 3点ビハインドの5回無死満塁で、カウント0-2で真ん中高めの直球142キロを振り切った。弾丸ライナーで左翼席中段に突き刺す30号満塁弾。リーグ一番乗りの30本塁打目は、今季初のグランドスラムと節目を総なめ。34本塁打を放った来日1年目の昨季に続き、2年連続の大台突破。西武メヒアと本塁打キングに並んでいたが、単独トップに躍り出た。

 「久々に最高の感触だったね。2ボールだったから、真っすぐ1本で待ってたよ。ここ最近チャンスをつぶしていたから、嫌な雰囲気のなか1本打てたのは大きい」と大喜びだった。