ソフトバンク内川聖一内野手(35)が残り1本としている通算2000安打を決められなかった。5打数無安打だったが、8回無死一、三塁からの第4打席では三塁線へゴロを放ち、三塁手外崎が送球を焦ってポロリ。結果は適時失策となり、決勝点となる先制点を奪った。

 内川は「(失策ではなく安打と記録員が判断するかと)人間なんで、多少は期待してしまいましたけど、それじゃダメ。1試合勝てたことはよかったが、結果的に僕は何も残していないので申し訳ない」と正直な気持ちを明かした。

 明日9日は、メットライフドームに舞台を移す。勝ち試合での通算2000安打達成を期待されるが「正直、そこまでは考えられない。いい形で福岡に戻れれば。西武に2つ勝たないと、やる前と変わらないんで」。自分の記録よりも首位西武に連勝することに集中する。