負ければV逸の一戦で、最速159キロ右腕の東洋大・甲斐野央投手(4年=東洋大姫路)が1点リードの7回から登板し、無失点に抑えた。

 カーブを解禁し4奪三振。プロのスピードガンで最速は153キロだった。ドラフト1位候補右腕は「今日は何としても勝ちたかった。カーブは練習してきた成果が出せた。明日はやってやるしかない」と拳を握った。1勝1敗の五分に戻し、31日に勝てば3連覇が決まる。