昨秋の明治神宮大会で準優勝した星槎道都大(札幌学生)監督に、元DeNA2軍監督の二宮至(いたる)氏(64)が就任することが20日、分かった。

 同氏は広島県生まれ。駒大時代は、同期で元DeNA監督の中畑清氏(64)らと東都大学リーグ5度優勝、75年には全日本大学野球選手権も制した。4年時には、当時法大2年だった江川卓氏(63)らと日米大学野球に出場した。

 75年ドラフト外で巨人に入団。83年オフに現役引退。その後は98年から中日の外野守備走塁コーチなどを務め03年に退団、07年から10年まで松本大監督、12年から昨年まではDeNAの外野守備走塁コーチ、2軍監督などを務めていた。

 星槎道都大は、今春の札幌6大学春季リーグ3位に終わり、山本文博監督(62)が退任。後任探しに動いていた。経験豊富な二宮新監督の元でさらに強化し、札幌6大学秋季リーグ連覇と、2年連続の明治神宮大会出場を目指す。